管弦楽団第60回定期演奏会 ご挨拶その2

ブログ 2021年6月21日

皆さまこんにちは。学習院輔仁会音楽部管弦楽団です。

先日、管弦楽団第60回定期演奏会が無事に終演いたしました!

前回に引き続き、管弦楽団係長会の庶務委員長・部報委員長・情報管理委員長・管弦楽団責任者の4名よりご挨拶をさせていただきます。


庶務委員長より

「いろいろの事務。」

こんにちは。庶務係長の林です。

早速ですが、「庶務」とは一体何なのでしょうか?

私自身、「庶務」の意味を改めて説明しようとすると、上手く言葉にできません。そこでGoogleを使って「庶務とは」と検索したところ、「いろいろの事務。」とのことでした。非常に短い一文ですが、綺麗かつ簡潔に表現されています。

ということで、今回の演奏会で私が担当したのは、「いろいろの事務。」です。具体的には、備品・お弁当などの準備、楽屋の設営、各業者様との連絡、練習場所の予約・申請などです。

これらの事務に黙々と取り組む日々を過ごしていたら、あっという間に演奏会当日を迎え、気がつけば2週間以上経ち、季節が春から夏へ移り変わろうとしています。演奏会終演から時間が経った今、無事に終わって良かったと心から思います。特に、感染者が一人もいないのは本当に良かったです。

コロナ禍、それも緊急事態宣言中に演奏会を開催するうえで、感染者を出さないことは当たり前です。しかし、当たり前を守るために団員一同、感染症対策を徹底していました。そんな中、庶務係は係として感染症対策に重点をおいて演奏会に臨みました。当日、団員の感染症対策を確実なものにするため、庶務係総出で楽屋などに消毒液等を設置し、客席側と楽屋側に非接触型体温計を用意しました。庶務係の皆さん、お疲れ様でした。

また、演奏会を開催するにあたり、演奏会の思い出を記録として残してくださった撮影会社、配信会社の皆様、楽器を運搬してくださった運送会社の方、各種申請でお世話になった学生課の皆様、本当にありがとうございました。

最後になりますが、秋の定期演奏会も物事が思うように進まない現状や、いろいろの事務と真剣に向き合い準備を進めて参ります。もう一度、素晴らしい演奏会に関われることを嬉しく思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

庶務委員長 林京呉


部報委員長より

毎日心が修羅場でした(笑)

部報委員会とは何でしょう...?

少なくとも私はこの部活に入るまで「部報」という言葉を聞いたことがなかったので、はじめ「部報...???」と疑問符が頭の中をめぐっていました。

この学習院輔仁会音楽部の運営の名称はおそらくかなり独特なのではないでしょうか。会計や広報は名前で仕事内容が想像しやすいですが、名前を聞いただけでは仕事内容がイメージしにくい役職が多いと思います(部報はその筆頭だと思っていますが…総務や庶務もなかなか身近にない名称ですね)。
まあ名称はさておき。

この部報委員会では各演奏会のチラシ・パンフレットの制作を担当しています。

部員に配布した演奏会チラシ(左図)、会場用のパンフレット表紙(右図)デザイン。

私はコンサートで開演前や幕間にパンフレットを眺める時間が楽しくて好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか?

読む側から、実際に制作側に立ってみると演奏会1が月前には締め切りやら確認作業やらなんやらに追われまくり、毎日心が修羅場でした(笑)。今となっては(笑)がつけられるエピソードになってよかったです。

今秋に行われる学習院輔仁会音楽部第65回定期演奏会のパンフレットでは前回の反省を活かしつつ、演奏会をより楽しんでもらえるようなパンフレット作りをしていきたいと思います。

部報委員長 森野真衣


情報管理委員会より

他の委員会とは異なる側面から

はじめまして、情報管理委員会です。当委員会は音楽部の次の100年を見据え、ICTの活用を通じて部の業務を補佐することを目的として、2020年に設立されました。

情報管理委員会は管弦楽団第60回定期演奏会に向け、いくつかの仕事をしました。と言っても所詮は新設委員会です。決まった仕事はありません。私たちは演奏会の運営が円滑に行われるよう、他の委員会とは異なる側面から動きました。

その一つが健康観察システムです。毎朝の検温フォームのメール配信、データの集計・分析など、健康観察に関する作業をすべて自動化しました。これにより、他の係長や役職を持つ部員の負担軽減を図りました。またフィードバックをもとに継続的に改善を施し、係長を含むすべての部員にとって使いやすいシステムを目指しました。

演奏会当日の朝に配信されたメール。

新型コロナウイルス感染症の流行は、私たちに大きな影響を及ぼしました。運営をするにあたって「対面であれば一瞬で終わるのに...」と思ったことは一度や二度ではありません。夜遅くまでの電話会議もあちこちで頻繁に行われており、すべての部員がそれぞれの形で奮闘していたと思います。

健康観察システムでは、部員の誕生日などでお祝いのメッセージなどを表示しました。これは、一見無機質なシステムの中にも、直接顔を合わせる事が難しい部員同士の有機的なつながりを少しでも感じられるよう願ってのことでした。

私たちは今回の演奏会を通じて、人と人とのつながりの重要さを再認識することになりました。情報管理委員会はこれからも、音楽部員と音楽部員、そして音楽部と関わるすべての人の架け橋になれるよう、微力を尽くします。

演奏会に関わった全ての方に感謝いたします。

情報管理委員長 山田陽大


管弦楽団責任者より

多くが未知で新しく、難しかったです

自分の仕事って他の役職のみんなに比べて漠然としているような気がします。

緊急事態宣言も2回あったので部活が出来るか出来ないかの根本的な面で、女子大責任者と協力してそれぞれ学生課・学生部に色々書類を提出したりしました。体調不良者が出たら大学保健センターに電話してみたり、管弦楽団責任者というよりコロナ対策責任者なのでは?と思ったりです(笑)

もちろん東京芸術劇場との連絡など、「管弦楽団責任者」としての仕事もありましたが、コロナ禍ではやはり多くが未知で新しく、難しかったです。

だからこそ演奏会当日、私たち3年生がコロナ前1年生の秋に立ったこのステージに再び来れたことがひとしおに嬉しく感動しました(;⌄;)

半年後がどうなっているか想像出来ませんが、合唱団を加えてさらに人数が増えて大変なことは間違いありません(^^;

それでも、11月20日にウェスタ川越で皆様とお会い出来ることを楽しみに頑張っていきます!

当日はそれぞれの仕事が忙しく、集まるのに一苦労!

これまでのご支援に感謝するとともに、今後も変わらぬお力添えを賜りますようお願い致します。

管弦楽団責任者 武田南美


最後までお読みいただきありがとうございました。

以上8名、いいチームワークで駆け抜けてまいりました。

さて、次回の更新では管弦楽団係長会からのご挨拶に続いて、セクションリーダー編となります。

どうぞお楽しみに。

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