第68回定期演奏会

近年の演奏会 2024年8月26日
 
日付 2024年11月5日(火)
時間 開場18:00、 開演18:30
会場
杉並公会堂 大ホール
アクセス 東京駅よりJR中央線・総武線 快速で約25分
荻窪駅北口(JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線)より徒歩7分
指揮 和田一樹
ゲスト
  • ソプラノ/隠岐彩夏
  • アルト/石田滉
  • テノール/鏡貴之
  • バス/田中俊太郎
  • オルガニスト/小島弥寧子
曲目
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第68回定期演奏会 曲目解説
ワーグナー / リエンツィ序曲 歌劇『リエンツィ、最後の護民官』はリエンツィがローマの腐敗した貴族に対抗し、民衆の支持を得て護民官として権力を握るところから始まる。しかし、彼の改革は次第に反発を招き、最終的には民衆に裏切られ、命を落とすという悲劇的な結末を迎える。 この序曲は、リヒャルト・ワーグナーの初期の作品の一つであり、オペラ全体のテーマを凝縮したもので、それを随所に聴くことが出来る。 まずは導入のトランペットである。これはリエンツィが貴族の暴政に対して反乱を呼びかける民衆への合図である。そして弦楽器から管楽器へ次第に移るメロディーは、リエンツィの祈りの歌である。これは第五幕で悲劇を迎える直前での神への祈りであった。次第に力強さを増していき、行進曲風になる。音楽は一気に壮大なクライマックスへと向かう。この部分では、リエンツィが民衆を鼓舞し、ローマの腐敗した貴族に立ち向かう姿が描かれる。特に金管楽器の力強い音色が、彼の決意と勇気を強調している。 中間部では、再び静かなメロディが戻り、リエンツィの内省的な一面が描かれる。ここではリエンツィに反旗を翻した貴族たが、彼に赦し

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